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第9話 – 細かいコダワリとその理由

2021.09.26

 

 

「妥協」というのが実は一番重要なポイントだと思います。

 

 

コダワリを持って作るのは本当に良いことだけど、コダワリを持ちすぎることによって、結果マーケットアウトできないのは、弊社として意味がないということで、スピードを持って、ひらめきと感覚で決めて行く方式を取りました。

本当は音とかもっとこだわりたかったし、色もこだわりたかった。

 

両方共にいろんな意見を聞きましたが、参考にした程度でその影響範囲を決めてプロダクトに対して展開しました。

作り手がお客様の声を聞くのが一番早く製品に反映することができます!

これは本当にうちの会社のすごいところというか、大手さんが出来ないことなのかなと思ったりもします。

フィルターを通さないことによって、本当の意味がわかるというか。

 

例えば、お客様が色について言及してきた時に、明確に理由がある人と、感覚的に違うという人と、温度感が分かったりします。

アンケートだと温度感が分からないので、明確なマーケットをみることが逆に出来なくなると思っていて。

直感的にすごい素晴らしいと思うのが凄い重要で。

お客様に新商品を見せた時の一番最初の顔の表情とかが結構意味があると考えています。

「おぉぉっ!」って反応もあれば、「何これ?」って反応もあれば、「かわいい」って反応もあるのですが。

 

みなさんアンケートなどに記入してもらったりするとやたらとネガティブだったりポジティブになったりします。

ネットとか紙で書かせたら、もう最後。

答えるための答えを皆さん作ります。

それは本当に意味がない。

世の中のマーケティング調査が上手くいかない理由だったりします。

 

もちろん、それに合わせて弊社でもその辺が取得できるマーケットリサーチ専用ツールとかも作っています。

まだお遊びレベルですが、弊社サービスのバカグラムの中でまた紹介させて頂ければと思います。

その名も「Naresome」

これはおいおい。

 

 

 

 

さて。

では音からいきましょうか。

 

 

とにかく「優しさ」をイメージしました。

バファリンは絶対に超えなくてはいけない!

 

未来的な優しさをキーワードに短い音源を音源販売サイトで探します。

(本来なら本職の音楽プロデューサーさんにお願いするべきなのですが、後々そういった職業があることを理解しましたw)

 

優しい音ってなんだろう。

頭の中でピローンって出る感じだったけど、どちらかというとイメージとしては洞窟の中で水滴が落ちる音をイメージしていて
それに未来感を付け加えた感じということで、いくつか発見したのでそれを採用する形となりました。

音は動画等で確認してください!

 

 

 

 

 

光る色はとかく重要でした。

 

実はこれは超有名なトトロとか作ってる会社の人とたまたまプロダクトデザインになった時に
ユーザーが使って、ほっとするものでなくてはいけないということで決まっていきました。

そもそもNGだった際は、赤く光る仕様になっていたのは今だから言える実話です。

 

写真的にはこんな感じです。

これだと確かにちょっと恐ろしいかもしれない。

もし自分が測定した時に、赤く光ったらやばいってなるもん。

 

 

 

 

 

機能

 

これは悩みました。

現状の機能は、温度測定結果を両面に表示すること。

電池で利用可能なことだけで良かったのですが。

 

そのタイミングでユーザーからデータを管理したいという謎の依頼が来まして、最後に通信機能をつけることになりました。

Wi-fi、Bluetooth。

何にせよ届出と審査を必要とする機能でしたので、その中でも基盤が安いBluetoothを選択したわけです。

 

 

機能追加設計のその間にBluetoothの連携アプリを開発し、Android専用として展開。

Androidのアプリ開発もザザッと行わさせていただきました。

 

 

 

 

パッケージ

 

いかにオシャレに高級感溢れる感じにってのが最初の目標だったのですが、結果的にアップルに寄せた感は否めません。

シンプルに白い箱にロゴを入れてなるべく正方形になるように設計しました。

 

あっ、実は小生はもともと産業用加工紙を作って販売していたという経緯がありまして。

父の時代からですので小学生の時から紙には触っておりましたのでなんとなくその手の類は得意でした。

 

 

 

 

内容物

 

今となっては不要論の方が多いですが。

何せこの商品、それなりに高いので、盗難防止タグを付けて欲しいとの依頼がありました。

オプションにしておけば良かったなーっと思うのですが、それを商品の中に入れたことで大事件が起こるのはまたまたお伝えしますが。

 

あとは、電源USBケーブル。

 

説明書は、今まで通りの作成はお手の物でしたので作って追って入れていました。

実は、最初はうちのメンバーで手で折って入れてたんです。

 

 

 

 

 

とまぁ、妥協しまくりでしたが。

とりあえず10月の頭頃に製品の販売の目処がつきました。

9月は中国の工場が結構休みが多いことがありまして、大抵の場合は10月にずれ込んできます。

そしてようやくリリースに至るわけですが…。

 

 

中国工場からの発送でまさかのトラブルが起こります。

 

 

 

▶︎ 第10話 – 爆弾はどこだ?